帯電防止コーティング技術

プラスチック表面の静電気は、ほこりの付着や静電気放電(ESD)により製品不良や装置の誤作動の原因となります。Q-Techは独自の帯電防止コーティング技術でアクリル・PC・PVCパネルの表面抵抗を下げ、静電気に敏感な生産環境に適した素材を供給しています。

Q-Tech工場の帯電防止コーティングライン。コーティングブースの横の台車にパネルが積まれている。
Q-Tech 帯電防止コーティングライン

コーティング表面の特性

帯電防止機能とハードコートを一度に施し、静電気を抑えながら傷や溶剤に強い表面をつくります。

  • 帯電防止

    表面抵抗を下げて静電気の発生を抑えます。静電気は0.1秒以内に放電します。

    106~109 ΩASTM D-257 · MIL-B-81705C

  • 表面硬度

    ハードコート処理した表面は傷に強く、スチールウール摩耗試験とRCA摩耗試験の結果は良好です。

    4H(アクリル)· B(PC)鉛筆硬度

  • 耐薬品性

    ハードコートされた表面は溶剤や外部環境によく耐えます。IPA、メタノール、アセトンの試験結果は良好です。

    IPA · メタノール · アセトン目視検査

  • 透明性と光沢

    アクリル、PC、透明PVC原板本来の透明性と光沢を保ちます。

    全光線透過率 0.86ASTM D1003

自社のコーティングラインで生産しています

半導体製造装置やディスプレイに使われる帯電防止パネルを、Q-Tech工場のコーティングラインで直接コーティングしています。コーティングしたパネルは外観、光学、電気、信頼性の各項目を検査します。

コーティングライン内部で照明の前に立てられた透明パネル
コーティングライン内部
緑色の照明が当たるコーティング設備の中に吊るされたパネル
コーティング設備
コーティング設備の天井に並んだパネル用ハンガー
パネル吊り下げ設備

コーティング原板別の製品

帯電防止コーティングはアクリル、ポリカーボネート、PVCの原板に施します。

電気的特性

表面抵抗と静電気減衰時間は以下の試験方法で測定します。

帯電防止コーティングの電気的特性
項目単位数値試験方法
表面抵抗Ω106~109ASTM D-257
静電気減衰時間最大 0.1MIL-B-81705C
外観・光学・信頼性の試験結果をすべて見る

お見積もり・製品のお問い合わせ

モデル・厚さ・数量をお知らせいただければお見積もりをお送りします。製品仕様についてのご質問にもお答えします。生産ロットにより色が多少異なる場合があるため、色合わせが必要な場合はあわせてお知らせください。